横浜健育高等学院 第1回卒業証書授与式

式次第法人挨拶(祝辞)一人だけの第1回卒業証書授与式

■式次第


式次第


■法人挨拶(祝辞)

同愛会1600名の役職員を代表してお祝いを申し上げます、横浜健育高等学院3年生の皆さんご卒業まことにおめでとうございます。保護者の皆さまにおかれましても、本日はご卒業まことにおめでとうございます。
晴れのこの日をお祝い申し上げますとともに、お子様の健やかな成長を心よりお喜び申し上げます。また、ご列席頂いたご来賓の方々に厚く御礼を申し上げます。

さて、卒業生の皆さんは、今、3年間の高校生活をどのように振り返っているでしょうか。
この「健育」で、皆さんにとっての本業である、勉強はもちろんのこと、入学式にはじまり、新入生歓迎会、体育祭、文化祭、北海道と沖縄の宿泊体験学習、これら大きなイベントの他にも、調理実習や初めて体験する多くのスポーツにも挑戦をしたことでしょう。
そして、たくさんの友人と出会い、知性を磨き、逞しい高校生に成長したことと思います。きっと誰もが、受け取った高等学校の卒業証書を手に、大いなる達成感と、この先の人生に向けて溢れんばかりの自信を胸に秘めていることと思います。

私が皆さんと初めて会ったのは、昨年の5月です。
その時、既に皆さんは最高学年として、下級生と比べると丁寧な挨拶ができ、見学をしていた私に、自ら進んでわかりやすい説明をしてくれたのを覚えています。
また、この9か月間一緒に過ごした時間の中で、日常のさりげない会話や、月一土曜活動で同行した際の様子をみていると、入学時の姿を知らない私は、今の3年生は元々大人びてしっかりしていたのかな?とさえ、思っていました・・

しかし先日、皆さんのことを入学時から知っている先生から、一人ひとりの成長の様子について話をきける機会がありました。

 無口で他の生徒との関わりを持てずに休み時間も一人でいる事が多かった人
 先生が声をかけても「どうでもいい・・」となげやりな言葉が口癖になっていた人
 緊張のあまり、しっかり喋れなかったり、体が動かなっかった人
 大声で他の生徒を罵倒したり、教職員に対し反抗的な態度ばかりとっていた人

皆さんの多くが今からは想像もできない状態であったことを教えてもらいました。
と同時に、そんな皆さんが、学年を追うごとに・・

 少しずつ居場所を見つけ友人と積極的に話ができるようになったり
 各種検定に合格するなかで自信をつけ、より一層学習に意欲的に取り組んだり
 体力づくりで参加した卓球が、どんどん上達し担当職員より上手になったり
 友人と休日も一緒に色々な所にでかけるようになり、精神的にも成長し他者への
 優しさがみられるようになったり


他にも、数えきれないほど皆さんの3年間の成長を教えてもらうことができました。
話をしてくれた先生も、予定の時間が過ぎても足りない様子だったので、後日、あらためて文書にしてもらったほどです。

そしてつい先週、完成したばかりの卒業アルバムの中に、入学時の皆さんの姿を見つけ、あまりの変化に驚かされると同時に、改めて、ああ!本当にみんな、心も体も、この3年間ですごい成長を遂げたんだな・・と感じ入ったところです。

皆さんは、法人が、私が、送りだす最初の卒業生です。この皆さんの3年間の立派な成長の軌跡こそが、未来へと続く、横浜健育高等学院の新たな歴史に記されます。
この先、多くの後輩たちがそれを受け継いでいくことでしょう。

さて、いよいよ今日、みなさんは「高校生」として過ごした「生徒」という時間を終え、それぞれ進む道は異なりますが、広く・大きな社会に羽ばたいていくことになります。
そこでは、いろいろな難題、時には理不尽な状況に直面することもあると思います。
しかし、それを乗り越えていく力を備えていると信じています。

そこで、みなさんのこの先の人生の歩みに対し、私から2つのお願いをさせて頂きます。

1つ目は、「自分の人生に対して常に積極的であってほしい」ということです。
あれこれと先のことを考えて尻込みし、行動しないのではなく、とりあえず飛び込んでみて、色々な経験をしてほしいと思います。
もし、それが自分に合わなければ、合わないとういう事実を体感して下さい。努力が必要な状況であれば全力で努力をして、自分の限界を確かめてみて下さい。
そして、行動したからこそ味わえる満足感をたくさん経験してもらいたいと思います。

2つ目は、「横浜健育を忘れないでほしい」ということです。
皆さんの人生を、本日が新たな船出となる航海に例えるなら、母校を含む横浜健育センターは港だと思っています。いつでも、エネルギーの補給や新しい情報の収集に立ち寄って下さい。
我々も皆さんの成長に負けないよう、相談機能やGHなど、より多くの期待に応えられるよう更に発展して行きたいと考えています。
もし、この先の人生で誰かの助けが必要になったときは、迷うことなく一番初めに「横浜健育」に連絡をしてほしいと思います。

最後になりますが、皆さんの今を精一杯に生きている姿に、本当に私たち教職員は沢山の力をもらい、勇気づけられ、幸せな気持ちにさせて頂いていたことに、この場を借りて心より感謝をさせて頂きます。
そして、卒業生の皆さんが、その素敵な笑顔で、自分らしく生き生きとした、幸せな人生を送っていけるよう心からお祈りして私からの挨拶といたします。

本日はまことにおめでとうございます。

平成27年3月21日
社会福祉法人 同愛会
横浜健育センター
統括所長 中田 聡

■一人だけの第1回卒業証書授与式

平成27年3月21日に執り行われた第1回卒業証書授与式に、インフルエンザのため出席できなかった卒業生のために、一人だけの第1回卒業証書授与式を執り行いました。
これにより3年生全員が無事卒業することができました。