横浜健育高等学院 第3回入学式

式次第学院長式辞法人挨拶(祝辞)歓迎のことば誓いのことば

■式次第


式次第


■学院長式辞

入学式にあたり、クラーク記念国際高等学校、成田様のご臨席を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、1年生20名の皆さん入学おめでとう。さきほど、入学許可証を一人ひとりに渡し、今日から皆さんは横浜健育高等学院の生徒となりました。心から歓迎いたします。
また、保護者の皆さまには、お子さんの入学を心よりお喜び申し上げます。
まず、新入生の皆さんに話しましょう。学院への入学を機に、中学生までの時とは違った「新しい自分」になりなさい。
今朝の登校、電車やバスなどの交通機関を利用して、緊張しながら自宅から学院までたどり着いたのではと思います。中学生の時ならば、10分、20分もあるけば、学校に到着したはずです。交通機関を使うということは、今までにない行動になります。例えば、駅で電車を待って並んでいる時に、他の利用客の方から何気なくみられることもあります。乗車したら、混雑をかいくぐりながら、たまたま座席が空いていたら着席したり、立っている際にも吊革につかまったりして、安全な乗り方や常識的なマナーに気を遣うことでしょう。何かのトラブルで電車が時刻通りに運行されないこともあります。
毎日の通学には、今までにはなかった行動する勇気と判断力が必要になります。まさしくそれは「新しい自分」になることが求められるのです。
「新しい自分」になる。毎日、欠席や遅刻をすることなく、確実に登校すること、これもそうです。簡単で当たり前のことのようですが、将来の就職に備えて、これが一番難しいことです。

みなさんは高校生になりました。横浜健育高等学院の生徒ですが、クラーク記念国際高等学校の生徒でもあります。3年間で通信制普通科の教育課程をしっかりと学び、必要な単位を修得して卒業するためにたくさんの努力をしなければなりません。高校の教科書を使っての授業には、常にまじめな授業態度と日頃の学習の積み重ねがとても大切です。謙虚な「新しい自分」になって取り組むこと、これが必要です。
さらに、将来の自分のあり方、生き方について考えていきましょう。3年後の卒業時に就職するためには、これからどんな生活行動やスキルが必要なのか真剣に考えましょう。自立や就労のトレーニングは、「新しい自分」になって「もっともっと先の将来の自分」をさがすことです。すべてが大切なプログラムですから、努力を惜しまないようにしましょう。

学院生活は自分一人ではありません。ともに学び合い、育ちあい、高め合える仲間たちがいます。仲間たちがいるからこそ学院に通ってこられるのです。健育で出会うことができた仲間たちを常に大切にしましょう。「新しい自分」になった出会いは宝物です。
学院生活は、だれもが安心して安全に過ごせる快適なものにしましょう。そのためにルールがあります。ルールを守ることは将来の社会人となるための大切な行動規範です。中学生だからという理由で今まで許されていたかも知れない行き過ぎた行動も、高校生になった今ではもう許されません。特に“いのち”と“こころ”を大切にする「新しい自分」になりましょう。

保護者の皆さん、みなさんのお子さんの入学を確かに引き受けました。我が子に高等学校卒業資格を取らせたい、卒業後の企業就労を実現したい、この、保護者のみなさんの切なる願いを実現するため、教職員一同、お子さんの指導支援に全力で取り組んでまいります。
生徒達が学院生活で過ごす時間帯や授業活動日数も、中学校までとは比べ物になりません。体力も気力も必要です。おこさんは日中活動のほとんどの時間を学院で過ごすようになります。しかし、だからと言ってすべて学院任せにすることなく、ご家族の具体的な応援や協力があってこその学院生活だということを、是非とも肝に銘じていただきたいと思います。
おこさんが毎日確実に遅刻せずに登校し、出席できるよう送り出してください。学院から発信する情報をご覧いただき、お子さんからも日々の学院生活について直接聞き出してください。学院校舎に必要に応じて来校され、学習や学院生活の様子、心の成長、進路選択などについてじっくりと教職員と話し合い、お子さんの将来に向かって力を合わせて取り組みましょう。

さあ、桜満開の春爛漫の今日、あたらしい階段への扉が開かれました。
以上、私からの式辞といたします。

平成29年4月3日
社会福祉法人 同愛会
横浜健育高等学院
学院長 佐竹 誠司

■法人挨拶(祝辞)

社会福祉法人同愛会横浜健育センター統括所長の中田です。
20名の新入生の皆さん、そして保護者の皆様、横浜健育高等学院への入学を心よりお慶び申し上げます。同愛会1800名の役職員を代表して、皆さんの入学を心より歓迎致します。
また、ご列席頂いたクラーク記念国際高等学校成田様に厚く御礼を申し上げます。

さて、当法人も4月1日に所謂入社式にあたる新採用職員の辞令交付式を執り行い、横浜地区で多くの新社会人を含む29名の新しい仲間が職員として加わりました。
実は、毎年必ずその場で確認をする事があります。それは、どんな組織・集団もそうですが、何のために、何を目指してそこに来て仕事・活動をするのか・・という、目的・理由についてです。私たち同愛会の法人理念は「人生(存在)への支援・援助」です。つまり、皆さんの「今」と「これから」の長い人生の質をできるだけ高め、豊かで充実した幸せな人生をおくってもらう様に支援をするための仕事をしています。
その為に、義務教育が終了し「子供」として守られてきた皆さんが「大人」として社会で自立していくまでの3年又は4年間という10代後半の非常に重要な時期において「知識」を学び、「コミュニケーション力」を身に付け、「其々に納得のいく就労自立」を目指すための様々なカリキュラムやプログラムを用意しています。

ところで、皆さんはどうですか?「自分は何の目的で、どの様な高校生活をおくりたくて横浜健育に入学したのか」その事をいま問われたら、ちゃんと答えられますか?スタートラインに立った今だからこそ、もう一度、自分自身に問いかけて、確認をしてほしいと思います。
高等学校の卒業資格を取得するため、将来の就職に向けた訓練を早くからうけるため、あるいは一生涯つきあえる友人を沢山作るため・・・など、20人全員が、しっかりと自分自身の思い描く「高校生活」があるはずです。
皆さん全員が、一度きりの高校生活において、最初に希望した通りの満足のいく素晴らしい時間を過ごせるようサポートするのが我々教職員の仕事ですが、一番大事なのは、自分自身が目的意識を持って毎日を過ごすことです。どうか、初心を忘れずに、これから始まる高校生活の中で、壁にぶつかり不安になるような事があったときは、今日の日を思いだして、自分自身の目的のために頑張って、壁を乗り越えて行ってほしいと思います。

もう一つ皆さんにお願いがあります。今日ここに集った20人の仲間は、3年間はもちろんですが、その後の長い人生においても、きっと相互に助け合いながら豊かな人生をおくる為の宝物となってくれることでしょう。是非とも、20人全員での卒業を目指してください。
そのためには、一人ひとりの違った個性を認め合い、助け合いながら、自分とは違う発言や行動をするクラスメートがいたとしても、それを受け入れる事のできる様な大きな心を持ってほしいと思います。他人と比較する事は無意味です、なぜなら、皆さんは自分自身が目的とした自らが思い描く高校生を生きるのですから。
さあ、今日がスタートです!
今の気持ちを忘れずに、高校生活を最大限楽しんでほしいと思います。

最後に保護者の皆様、これからの3年又は4年間、最愛のお子様の教育と訓練を「横浜健育センター」としてお引き受け致します。教職員一同、全力を尽くしてまいりますが、この時期は、子供から大人への過渡期、大きく心と体が変化する、人生にとって大変重要な期間でもあります、ご家庭との連携なしに乗り越えられるはずがありません、規則正しい生活習慣を身につけることなどは、ご家庭での教育が土台になります。保護者会への参加など、ご理解とご協力をどうか宜しくお願い申し上げます。

3年や4年という期間は、瞬く間に過ぎていきます。
新入生の皆さんが、たくさんの友人と出会い、知性を磨き、逞しい高校生に成長することを、心よりお祈りして私からの挨拶とさせて頂きます。

平成29年4月3日
社会福祉法人 同愛会
横浜健育センター
統括所長 中田 聡

■歓迎のことば

暖かい春の陽気に包まれ、桜の咲き誇る素晴らしい季節がやってまいりました。新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

皆さんは今、期待や不安で胸がいっぱいだと思います。私もちょうど二年前、同じような気持ちで入学式を迎えました。先生や先輩方は優しいか?良い人間関係を作っていけるか?授業をしっかりと理解できるか?など、色々な心配がありました。
ですが、安心してください。横浜健育高等学院の先生・講師の方々は優しく、時には厳しく私たちを導いてくださいます。また、私達上級生は皆さんの味方です。いつでも相談に乗りますので気軽に声をかけてください。
そして、皆さんの周りにいるクラスメイト。その中からは、きっと気の合う友が作れると思います。お互いに助け合える良い友を、ぜひ作ってください。

今、振り返ってみますと、私は入学してからの二年間、いろいろなことを経験しました。午前中のクラークの授業に加え、午後の運動や表現活動、コミュニケーション、修学旅行・・・。そうしたことすべてが良い経験となり、将来に役立つということを学んでいます。
皆さんもこれから高校生としての勉強、そして社会に出るための経験・準備をします。どうか、楽しい時は楽しく、真面目な時は真面目に、そして時には難しいことにも挑戦するというメリハリのついた学院生活を心掛けてみてください。その経験のひとつひとつが、きっと皆さんの成長となり自信にむすびつくはずです。

クラーク記念国際高等学校の学校名にもなっているクラーク博士の言葉。「ボーイズ ビー アンビシャス」。少年よ大志を抱け。皆さんもこの言葉を胸に、まだ見ぬ未来に希望を抱き、充実した楽しい学院生活をいっしょに過ごしましょう。

平成29年4月3日
横浜健育高等学院
在校生代表 三年 齋藤 拓真

■誓いのことば

待ちわびた桜が咲き、春の香りいっぱいの季節になりました。
義務教育期間も終わり、私たち二十名は、今日、横浜健育高等学院での高校生活のスタートを切る事ができました。
私は学院に入れたのが誇りです。入学できたのは今まで支えてくれた家族や先生たちの支えがあったからです。本当に感謝したいと思います。

これからは新たな仲間との生活で不安と期待がいっぱいですが、今日から三年間、学院の仲間との日々を大事にし、何でも話せる信頼関係を築いていきたいと思います。途中で悩みや困難にぶつかる事があるかもしれません。そういう時は友達と協力し助け合いあいながら乗り越えていけたらと思います。
私は高校の勉強や自立訓練、その他の課題に真剣に取り組みます。学院長先生をはじめ先生方、先輩たち、私たちは未熟で分からない事がたくさんあるかと思いますが、温かい目でご指導をお願いします。私は将来、社会に出て役に立つ人になりたいです。

最後に私たち新入生二十名は、学院規則と指定障害福祉サービス利用者規則などを守り、真面目な態度で日々の活動に一生懸命努力することを誓約いたします。

平成29年4月3日
横浜健育高等学院
新入生代表 水落 晶紀