先輩職員から

[ 内田 萌奈美さん ] (てらん広場:2013年入社)

■今の自分の仕事は?
 
入所施設で日々の生活を、日中は作業場で支援しています。

【 ある一日のスケジュール:夜勤(生活支援の場合)】
15:45 打ち合わせ・引き継ぎ
16:00 入浴介助
17:30 夕食介助
19:00 利用者の日課支援(洗濯物等)/団らん
20:00 就床準備
21:00~ 夜尿起こし、眠れない利用者対応
07:00 起床
08:00 朝食/出勤準備/送り出し
10:00 退勤


■この仕事を選んだ理由
 
保育士である母から影響を受け興味を持ったことがきっかけです。また「自閉症だったわたしへ」を読み、皆が何を考え、どういった世界で生きているのか知りたくなり入職しました。


■なぜ同愛会を選んだのか

この仕事を勉強する上で、多様な学べる場がある同愛会を選びました。入所施設、生活介護、グループホーム等等。利用者さんも色々なタイプの方が居て学ぶ機会が多いです。


■入職してからの職場の感想

ここまで人のことを考える仕事は他にないなと感じました。また熱心な先輩が多く、そういった職員程利用者さんから頼りにされている所を見て自分もそうなりたいと思いました。


■仕事をする上で大切にしている事
 
利用者さんと一緒に働き、楽しむこと。他の職員となるべく意見を交換して視野が狭くならないようにしておくこと。


■在籍している事業所や法人の魅力

利用者さんが作業している姿がとてもかっこいい所、仕事に熱い職員が多い所がとても魅力的です。


■今後どんな仕事をしていきたいか

今以上に遣り甲斐ある作業を利用者さんに提供していくこと、後輩にこの仕事の遣り甲斐を伝えることが目標です。


■『横浜ってどんなところ?』
 
私の思うヨコハマのイチオシ
多くの障害者の皆さんがバスや電車に乗っている所です。開けているなと感じます。


■仕事のここが面白い

困難なことも含めてのめり込めるお仕事です。皆で一緒に悩んで試して挑戦していきましょう!
その時の利用者の状況や状態に合わせてどういったアプローチをしていくかを考え、取り組むことが何よりも楽しいです。
思うような結果が得られないことも多く難しいことですが、その取り組みが利用者さんに響いた時は達成感を感じます。

[ 淺野 かおるさん ] (地域生活支援センター:1995年入社)

■今の自分の仕事は?
 
グループホームの運営・管理。
各関係機関との連絡調整など。
利用者・職員を支える仕事。

【 ある一日のスケジュール:日勤 】
08:30 出勤 メールチェック
10:00 会議
12:00 昼食
13:00 打ち合わせ・事務仕事
16:00 メールチェック
17:30 退勤


■この仕事を選んだ理由
 
福祉の仕事が将来増えると思い、福祉の仕事につきました。


■なぜ同愛会を選んだのか

自宅から近かったから。ボランティアで通った時に職場の雰囲気が良かったので。


■入職してからの職場の感想

初めて知的障害に関わり、利用者の方の純粋さに驚きました。


■仕事をする上で大切にしている事
 
初心を忘れず。経験があっても、人に対する時は経験よりも誠実に対することが出来るように。


■在籍している事業所や法人の魅力

グループホームでは利用者の生活を支援しています。誕生日会・旅行・忘年会etc…。季節感を大事にし、行事を一緒に楽しめます。


■今後どんな仕事をしていきたいか

ほどほど。


■『横浜ってどんなところ?』
 
私の思うヨコハマのイチオシ
アンパンマンミュージアム・ズーラシア・みなとみらい。箱根温泉までも車で1時間。子供と遊べる場所がたくさんあります。


■仕事のここが面白い

利用者の方とのコミュニケーション。お互い意思疎通ができたときの爽快感って止められません。
利用者と話しをすること。予想外の話題や質問。
返答に困ることや迷うことも多いですが、自分の気持ちが相手に伝わったと分かった時、パズルのピースがはまった時のような爽快感、一度経験したらやめられません。

[ 石井直人さん ] (地域生活支援センター:2012年入社)

■今のわたしの仕事

私はグループホームで暮らす利用者の方々生活支援をしています。年代は 20 代から 80 代と幅広く、生活全般の支援を行って います。合わせてピープルファースト横浜(当事者運動)の支援もしています。ピープルファースト横浜に参加する当事者の支援や、全国各地におけるピープルファーストと連絡調整をしています。


■仕事をするうえで大切にしていること

写真は、 平成 28 年に横浜で開かれたピープルファースト大会 in 横浜で、大会の実行委員長と撮影した写真です。私は支援者の実行委員長として大会準備を進めていきました。その大会を通して「人の生きる意味、価値」より深く考え日々心掛けて支援しています。
また、チームで一つのことをやり遂げるという達成感は何事にも代えがたいのです。これから先、この感覚を忘れず大切にしていきます。


■これからの自分

私が勤務するグループホームでは、日々高齢化が進んでいます。医療的ケアはもちろん、ターミナルといった分野も実践していかなければなりません。今後、仕事を続く上で利用者の方々人生を深く知ること、今まで以上に意識していきたいと思ってます。利用者の方々が、大事にしてきたこと、誇り、楽しみ、苦しみ、悲しみ、百人百様の人生を知り、一人ひとりの人生に誠心誠意 、寄り添っていきます。


■先輩職員からのアドバイス

福祉の仕事はやりがいがあり、触れ合いの中でお互いに笑顔が溢れます。もちろん人間同士の付き合いなので、笑顔だけではありません。苦しい場面、悲しい場面もあります。一人ひとりの人生を支えるという事は簡単でありませんが、この仕事を楽しくするもしないも自分次第だと思っています。日頃から「仕方ない」「無理」ではなく「どうしたら実現ができるのか」という思考を大事にしています。「どんな仕事なのだろう」と興味のある方はまず行動してみませんか?私たち一緒に楽しい仕事を創っていきましょう!

[ 中村 梓さん ] (横浜健育センター:2014年入社)

■今のわたしの仕事

「横浜健育センター」では軽度の知的障がい・発達障がい・学習障がい等がある方に対し、午前中はクラーク記念国際高等学校と連携し普通高校の卒業資格を取得するためのサポート、午後は障がいの特性に応じた自立訓練・就労移行支援を行っています。私は、就労移行支援を担当しており、キャリアスキルトレーニング・パソコントレーニング・体力づくりなど、利用者の方への就職に向けた様々な訓練やサポートを行っています。


■感動したこと・こんなところが良い!

利用者の方の、3 年間の変化や成長を見ることはとても楽しいです。また、就職などといった、具体的な進路が決まることも喜びではありますが、私はセンターを出た後の利用者の方の成長を知る方に、より大きな喜びを感じています。彼らが就職をして、働くことでさらに自信がついたり、仕事や人とのコミュニケーションで悩んだりと、社会の一員として毎日を頑張っている姿や、日々充実して生きていく姿を見ると、とても嬉しく思います。


■先輩職員からのアドバイス

私は、美術大学で映像を専攻していました。福祉を目指したきっかけは、在学時に参加をした、障がい児ボランティアが大きく影響しています。その尊い時間は、私が大学で学んだ映像制作に必要な「人とのかかわり合い」に似ており、福祉に関わる仕事を目指すきっかけになりました。福祉の仕事は、利用者の方と共に私自身も成長し、その実感を得られることができると、日々の訓練やサポートが充実していくことを感じます。自分たち支援者が彼らに刺激を与える分、利用者から刺激が返ってくることを自覚していくことが必要です。

[ 細谷優香さん ] (地域生活支援センター:2009年入社)

■今のわたしの仕事

私は今地域生活支援センターの生活介護事業所の「咲(え)顔(がお)の詩(うた)」というところで仕事をしています。午前はそれぞれ
の利用者の方が好きなことを取り組まれており、午後には体操や
ダンス・工作・書道・リトミックなど様々な分野に取り組んでい
ます。毎日、たくさんの笑顔が咲くように楽しく支援をしていま
す。


■この仕事を選んだ理由

大学生の頃に障碍者施設へ実習に行きました。そこでは知的や身体に障碍を持った方がパンを作っていました。ハンディを抱えた中でも仕事内容も様々でそれぞれ得意分野もありました。障碍があっても生き生きと働く姿を見て、私もこの方たちの力になりた
いと思いこの仕事を選びました。


■仕事をするうえで大切にしていること

「わたしたちは 『しょうがいしゃ』であるまえに 人間だ」。
これは実際にハンディのある当事者の言葉です。私たちと全くお
なじ人間です。時にはいろんなことが嫌になってしまうこともあ
ります。またそれを乗り越えて頑張れる時もあります。障碍者の
支援をしている!というふうに構えずに、同じ人間なのだからい
ろんなことがやりたくないときは誰だってある、そんなときは一
緒にさぼっちゃうくらいの気持ちでいます。肩の力を抜いてその
人に寄り添った支援を心がけています。


■先輩職員からのアドバイス

福祉の仕事は楽しい仕事ばかりではありません。営業マンのよう
に目に見える数字の実績もありません。しかし「人」を支援して
いく仕事にスピードはいりません。ゆっくりと支援をしていく中
で確実に利用者の方と関係性が作れていき、いろんな方法を試行錯誤して、できなかったことが自分との関わりの支援の中できるようになったりします。
その中で自分自身も成長していることに気づくと思います。

[ 宇佐美 祐城さん ] (てらんザウルス 本牧一丁目工房:2014年入社)

■今のわたしの仕事

私は就労継続支援B型事業所に在籍し軽度の知的障害者の利用者さんの日中支援をしています。20~30代が多数で40代以上が数人、利用されています。作業は利用者さんのフォローを行い、自主製品の制作の手伝いをメインに行っています。他にも地域のバザー参加や施設外就労もしており、楽しく充実した日々を過ごしています。


■この仕事を選んだ理由

もともと私は福祉の事を全く知らないで入社しました。一般認識程度の知識しかなく専門知識はありませんでした。見学・体験に伺う機会があり、始めて福祉の仕事や現場を直に見て体験したところ、支援員の方々が笑顔で利用者さんと接している姿を見て、福祉って楽しそうと思ったり、就職して自分がこの仕事をしてみたいと思いました。


■仕事をするうえで大切にしていること

仕事をする上で大切にしている事は2つあります、1つ目は利用者さんと一緒に悩んで楽しんで時間を過ごす事です。一緒の時間を共有することで楽しく仕事をすることができます、又自身の成長が利用者さんを通して実感出来る瞬間があるので大切にしています。2つ目は負の感情を表に出さない事です、仕事での失敗やうまくいかない時、苛立ちや気分が落ち込む事はありますが表に出さないようにしています。負の気持ちは利用者さんの不安を煽ったりしてしまうので気を付けています。


■先輩職員からのアドバイス

これから就職する事に楽しみもある反面、不安ももちろんあると思います。障害福祉は人との関わりが重要になる仕事です、知識を身に付けるのは入ってからでも十分遅くはありません。その中で自分が楽しみながら仕事をしていけば良いと思います。

[ 浅井 徹さん ] (リエゾン笠間→幸陽園:2015年入社)

■今のわたしの仕事

リエゾン笠間は重度の身体障害を持つ方の入所施設です。現在私は短期入所(地域で生活されている方が短期間入所される)のユニットで働いています。

経管栄養や痰吸引の医療的ケアを24時間提供できる施設は数少ないため、重度障害を持つ方やその家族の生活を支えているという誇りをもって仕事に臨んでいます。


■感動したこと !

リエゾン笠間10周年で記念写真をみなとみらいの大桟橋で撮影しました。重度の障害を持つ方の外出は1名でも簡単なものではありません。

リエゾンでは支援員も医療的ケアを日常的に実施しているため利用者約50名をお連れして撮影をすることに成功することができました。みんなが笑顔で楽しまれていたことが印象に残っています。


■同愛会のこんなところが良い

私はサッカーが大好きです。休日を使って障害者サッカーの普及や少年サッカーチームの指導、リフティングのパフォーマンスなどをしています。職場の理解もあり、サッカーの活動を続けることができています。

大切にすることは大変重要なことです。職員自身の生活が充実するようバックアップしてくれるところが同愛会の良いところです。


■先輩職員からのアドバイス

福祉の現場ほどおもしろい仕事はありません。膨大な知識も必要ですし、人間力も試されます。なによりも創意工夫が求められるのがこの仕事です。

排泄介助や食事介助といった利用者の生活を支える支援から、利用者さんの願いを叶えるための企画を立案することもあります。自分の経験や人脈によって利用者の生活を豊かにすることができるかもしれません。ひとりひとりの利用者さんにオーダーメイドの支援を創っていくことは誰でも出来る仕事ではありませんが、だからこそおもしろいのです。

福祉の仕事はかっこいい!一緒にそんな仕事をつくっていきませんか。

〒240-0051 横浜市保土ヶ谷区上菅田町1696
TEL : 045-373-9661

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